絵画修復師であった父の影響を受け、日本文化に関心を持つ。ベルリン、パリで建築デザインオフィスに勤務した後、1966年空手を学ぶために来日。以来、建築デザイナーとしてヨーロッパおよび日本で活動。特に日本の古民家に強く惹かれ、ドイツに移築する仕事に携わる。1993年新潟県十日町市竹所にある古民家を購入し、現在の自宅（双鶴庵）として再生。1999年カールベンクスアンドアソシエイト有限会社を設立。2010年歴史ある旅館を買い取り再生、『まつだいカールベンクスハウス』と名付けて事務所を移転。日本で再生を手掛けた古民家は60軒以上（2021年現在）。

　主な受賞歴に2001年「新潟 木の住まいコンクール」入賞。2007年「第2回安吾賞 新潟市特別賞」受賞。2015年十日町市市制施行10周年記念「感謝状」受領。2017年「平成28年度ふるさとづくり大賞　[内閣総理大臣賞」を夫婦で受賞。
2017年カールベンクス古民家ファンクラブ発足。ドイツ・ベルリン生まれ。